中国語が話せるスキーインストラクターを目指して

中華圏の人々にスキーって楽しい!と言ってもらえるスキーインストラクターになるまで

康寧大学1日目

 

●ペイントボール
 何と台南でサバイバルゲーム(通称:サバゲー)的なことをやるとは予想していなかった。
 今までやったことがなかったので、躊躇してしまった。しかし2回目のゲームに康寧大学の学生に交じり参戦してみると、面白かった。途中眼前に被弾してしまった。


台南市街散策
 孔子廟などを徒歩で見て歩く。天気は少々曇り気味。とはいえずっと歩いていると汗ばむ。これぞ台湾らしい気候だ。(今までが肌寒い日が多かったのでより強くそう感じた。)私が面白いと感じたのは、見学場所の色鮮やかさ、道端の長椅子で象棋(台湾版の将棋)をやっているお年寄りたちの姿だ。こちらに来て、街中が公民館のような空間であることが本当に面白い。
勿論日本でも街中でお年寄りの姿を見ることはできるが、こういった文化的なことを屋外でやるというのを私はあまり見たことがない。大抵はゲートボールに興じる姿で、又はもう少し若い世代や比較的運動が好きな人たちがテニスをしているような印象が強い。

●鍋で歓迎会
 路地裏を通った先にあるお店が会場であった。お店に入ると、新聞?が貼ってあり、このお店が人気のあるお店であることが窺われた。蔡先生によるとこのお店のウリは「自作のタレ」だそうだ。少しニンニクが香る、みそベースのタレ。味噌ラーメンのような味で、さっぱりとしたスープとの相性抜群だ。山盛りあった食材たちがものの見事にさっぱりきれいに無くなった。全て私たちのお腹におさまった。
食後には腹ごなしに新高三越の中をウィンドウショッピング。私は台湾のオーガニック(有機)なものに興味があったので、チューターと一緒に地下二階をぶらぶら歩く。まずはスーパーコーナーをざっと見たが、まだまだ少ない。日本と同じで備蓄の利きやすい乾物等が多かった。日本と違うのは「生機」と書かれた商品を度々目にした。やはりこういったものの需要が高まっていることが分かった。他にはドイツのオーガニック(有機)商品専門店が1店、生機の野菜・野菜ジュース専門店が1店あった。価格帯はどれもそうでないものより高め、オーガニック(有機)なものとしては、日本と同じくらいだと思われる。価格帯や商品量から、日本や台湾がオーガニック後進国であることが分かると同時に、こういったデパートにお店があるということはこれから増えていくだろうことが予想される。台湾にも有機農家がいくつかあるそうなので、ぜひ次の機会にはそういった方々に話を聞いてみたいと思う。

桃園→台南

中原大学から高鐵桃園駅へ

 学伴がタクシーを予約してくれたので、少し部屋でのんびりする。

 出発の際には休みの日なのにわざわざ見送りに&タクシーを確認しに来てくれた。

 ありがたい。

 ただ7人乗りと聞いていたタクシーがまさかの5人乗り。

 私たち5人+でかいスーツケース3個、カバン2個に運転手というフル満員以上の状態で出発。5人乗りなら200元、7人乗りなら250元と言っていた気がするのだが(笑)。

 しかも車が黄色くなかったので車内で大丈夫?とみんなで話すも無事到着。一人当たり50元、バスの乗り継ぎだったら倍以上の時間とこれらの荷物をもって移動するというミッションになることを考えたら断然安い。

 

台南駅送迎

 高鐵に乗って約1時間半弱で到着。

 じんわりと温く感じる空気と先生と学生が私たちを出迎えてくれた。

 出迎えのバスが間違って高雄の空港に行ってしまったということでのんびり待つ。

 しばらくして来たバスで移動する。

 夕食が注文されてなかったらしく、少しバタバタするが、

 wifiがあったので先月に短期日本研修で来た友人とLINEをする。

 なんと既に康寧の学生たちはスタンバイ状態らしい。

 ありがたいと思うと同時に、

 今夜行く夜市でも夕飯食べられるなら、

 ここで彼らを待たせてしまうのは申し訳ない気持ちになる。

 

夜市

 大学に到着すると、チューターの学生たちが荷物を下ろすのを手伝ってくれた。

 寮の入り口で友人とチューターに会う。

 彼女はまだ知らない日本語がたくさんあると言ったが、

 それは私も同じなのでこれから5日間私は彼女の知らない日本語を教えるから、

 私にも教えてねと話した。
 

 タクシーで夜市まで行くと広い敷地に所狭しと並ぶ屋台と大勢の人で賑わう市が目の前にあった。

 去年の10月に行った高雄の夜市とも、先日行った中原の夜市とも全然違う。

 まるで夏祭り会場にでも来たようだ。

 中原大学の学伴(チューター)達におススメされたものは勿論、様々なものがあった。

 最初の対面のときは緊張する気持ちもあったが、

 夜市を二人で歩きながらお互いの知らない言葉を教えあうという行為を通して、

 彼女の優しい人柄に触れることが出来た。

 

どうやって中国語を学んだのか

私も最初は週に1回1時間の木本先生に4声、ピンインを習っていた。ちょっと勉強量が足らない、会話文の音読の練習に週に1回2-3時間東京中華学校で学ぶようになった。(身体的に疲れて欠席する日もあったし)でも正直やっぱり週に1回だと全然話せない。

身に着く前にもう一度思い出したりするステップ、そもそも練習回数が少ないというのでは進歩も遅い。職場でお客様に使ってみて、伝わる伝わらないで一喜一憂。

使う場があって、少しでも伝わるという経験は学習のモチベーションになっていたので続けられたというのが大きい気がする。

 

10月に目白大学に来ると、一気に環境が変わった。

月曜から木曜まで1日2コマ~3コマの授業。加えてチューターや同じ授業を取る中国人の友人が出来て、話してみる場面(言語交換:1人1時間×2~3人)が増えた。

ここからが自分でもああ中国語を使ってるな感が出てくるようになった。(※とはいっても超々初心者レベルなんですけれどね)

1月にはネットフリックスを見られるようになったのもあって、留学前に少しでも慣れておきたいと思って、中国や台湾のドラマや映画を見るようになった。
また日中学院の編入試験に向けて、橋本先生に発音強制や文法を教えてもらうようになった。

1月中旬には授業が終わり、テストも終わってしまい、仕事も忙しくなってしまうが、このネットフリックス+橋本先生のおかげで勉強を続けることが出来た。勿論時たまの友人たちとのメッセのやり取りもあったし、この頃には時間に余裕があるときは駅で迷ってる中国人台湾人に話しかけるようになったり、お客様とも簡単な雑談をはなしかけるようになった。勿論うまく伝わらないこともあるけれど、そういう時は筆談交えたり、タブレットで検索したりもした。

 

こうして考えると、本当に語学を身に着けるなら、短期間で勢いをつけてやることが重要なことが分かる。繰り返しやることが重要なのは知られているけれど、その繰り返す間隔はスポーツの習得と同じで、空けない方がいい。

そして学習へのモチベーションには、相性のいい先生が初期ほど必要だと思う。

最初ってやっぱりつまらないんだけど、その先生との会話が楽しいと、それが楽しみで行きたくなるから。

 

中原大学再び二日目

今日は本当は文化体験の旅で陽明山と九份に行く予定だった。
でも、昨夜のうちに雨予報であること、陽明山へ行くのに2時間、九份へ行くのに1時間、中原大学まで2~3時間もバスに乗らなければならないことを知って行かないことにした。
どちらも風景を楽しむ場所なのに天気が悪いのではあまり楽しめないし、今年の台湾は例年よりも寒いらしく、実際想像以上に肌寒く感じる日が多いのに山の上で気温低い×雨だと相当寒い。それにバスの中も絶対寒い。

なら、授業受けて、レポート作成して、日記買いて、先週受けられなかった授業の分を自習していた方がいい。そして、26日の中検まで2週間を切ってることに焦りを覚えたので、行かないことを決めたのだ。

授業は1時間+2時間。

ドラマを見ながら単語やその用法を学ぶ授業と、視聴華語をテキストに学ぶ授業。

先生の話は聞いていてわかる。でも周りの同じ各国からの留学生の同級生たちの方が発言がすらっと出てくる。発音もきれいに聞こえる気がする。

そんな話を授業後に先生と話をすると、確かに日本人はそり舌音がうまくないけれど、ぱっと新しい単語でも見てわかるでしょう?彼らは話すのは得意だけれど、書くのは苦手なの。ホームワークブックの英語も彼らの為の問題みたいなものだから、頑張って英語を翻訳しようとしなくていいわ。どんどん話す機会を増やしてね。と言われた。

 

確かに全く新しい単語でも意味が日本語と同じだったり、推測しやすいものが多いので、発音を覚えるのが非常に重要だ。知っていたはずなのに、ぽろっと目から鱗な気分になった。

 

そんな話をしながら先週受けなかった授業の資料をもらって、今日の授業は終了。

先生が私の学伴に連絡しておいてくれたのか、学伴が迎えに来てくれた。
先生から支給された昼食代をもって外に食べに行く。

 

彼女とお昼を食べつつ、1時間半ぐらいゆっくり話をした。

彼女に約2年程度の勉強だけど、私よりも断然話せる、どうやって勉強したの?
全然話せるようにならない。と言われた。
彼女は週に1回3時間日本語の授業を受けている。でも全然話せないと落ち込んでいた。
とても身に覚えのある悩みだった。

 

で、本題に戻ると、彼女の現状的には授業数はそのままでということなので、日本の長寿アニメを見ることを薦めてみた。

というのも、留学生の友人たちとの言語交換で彼女たちはみなドラマを見ていて、私も薦められてやってみてよかったから。

①長寿アニメは生活シーンばかりで、比較的優しく、崩れてない日本語

②字幕があれば内容を何となくでも理解できるようになる→耳でも頑張って追いつこうとする→耳慣れや発音を学べる。

勿論ドラマでもいいんだけどね、ちょっと教科書では出てこない単語も出てきやすかったり、話すのがちょっと早く感じるようだから。

 

今回の留学中同学生の学伴と比べて、私の学伴が一番教える時間が長いように思う。

それだけ一生懸命やってくれているのだから私も何か返したい。

残り2週間を切ったけれど、私だけでなく、彼女にとっても有意義だったと思ってもらえるようにしていきたい。

中原大学再び一日目

塀東人の先生と1週間ぶりに会う。

 

テレビドラマを見ながら単語を学ぶ授業。

 

10~12時は教科書を使う先生の授業。昨日のうちに聞いていたテストを最初に行う。

昨日3時間半も掛かってしまったが、学伴と授業受けてない教科書のページと、宿題集やっといてよかった。

まあまあ書けた。

 

午後は文化体験。

台中→中原大学

バスで2時間半掛けて到着。

 

予定よりも早く到着+チェックインは3時以降ということで、私の学伴と同じ大学から来てる子の学伴と大学前で昼飯。

しかし食べるのは何故か私だけ。

家鴨肉?の麺。

 

台中二日目

今日は日月譚と霧社へ。

チャーターバスで行くもあっけなく終了。

日月潭はリゾート地と聞いてたのに、廟2つ見て終了。

ガイドさんの話もざっくり、ちょっと聞きづらいから余計にコレだけ?と感じてしまった。

うーん、日月潭の周りをサイクリングや水陸両用車に乗るとか出来たら楽しかったのになぁ。

霧社も事前学習で聞いた話のまんま、墓碑を見て終了。

これで事務手続き費が3万5,000円は高く感じる。

せっかく2時間掛けて日月潭に来て、更に1時間掛けて霧社に来たのに。

 

日月潭の後に食べた昼食では、オーナー?その息子さん?が捕らえたという鹿肉を食べる。

 今までは鹿刺しで食べてたから加熱料理としては初。

美味しかった。でも、同学生の女の子たちは鹿肉と聞いてからは食べれなくなっていた。

先入観でかわいそうと思ってしまうらしい。

 

帰りのバスで台中駅前で降ろしてもらえることになった。

実は昨日康寧大学のチューターの女の子と連絡取って、今夜会う約束をしたのだ。

一昨日別れたばかりの再会。

 

夕方早めに台中駅に着いたので同学生と通りすがりに見つけたとんかつ屋へ。

久しぶりな日本食。

日本人にとっての普通のご飯に甘くないお茶。

美味しかった〜

しかし最後の胡麻プリンが激甘なのにびっくりした。

 

で、同学生とは一度別れ、彼女と待ち合わせ。

そして彼女ともう一度来店w

彼女にも美味しいと言ってもらえた。

1時間半位かな?

二人で片言日本語+片言中国語で会話し続けた。

夏に彼女が海外短期臨地研修で来日することがわかったので、浅草上野秋葉原銀座なら案内してあげると約束。

最後は私の宿の前に停まる路線のバスのバス停を一緒に探してくれ、タイミングよく乗ることが出来た。